パソコンの右側に写っているのがデジタル・オシロスコープです。(略してオシロ)企業秘密的な話になりつつあるので、コメントを極力控えさせて頂きますが・・・笑 回路修理ではテスターの次に絶対に欠かせない測定器の1つで、修理の幅が全然違って来ます。(業界では常識です) まあ、どうでもいいけど、これを持ってもいないのに、持っていても使いこなせないのに回路修理をしている業者はモグリと断言できます。 なぜなら学校などで電子回路の基礎を学んでいないと使いこなせないからです。また実際に回路実験を経験して理解を深めないといけないからです。(これは生涯学習ですね) パソコン修理で主に使うのはノートパソコンだと電源を切った状態での待機中のマザーボードの電圧とその波形観測。電源修理では「高圧プローブ」を繋いで倍率を高めて波形を見たり、電源ノイズの確認でも利用しています。(離れた電子レンジにも反応しますよw) 余談ですが、私はテスターを6種類使い分けをして修理をしています。例えば、故障している電源を見るのに高価なテスターを使う意味などありません。高圧でテスターを壊す恐れがあるので、私は今でも嘉手納のルミネで買った500円のテスターを使っています。(これが何故か中々壊れませんw) |
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写真左はオシロの液晶パネルの裏面にある制御基板を拡大したもので、基板同士をつなぐコネクタの接触不良が故障原因でした。 パネルを手配する前に、型番のチェックを済ませて念のためにオーバーホールをしてみたら画面表示のトラブルがあっさりと直ってしまいました。パネル故障と難しく考え過ぎていたようです。 経年劣化で接触不良も起きやすいのでしょうね。 |
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その後 | ||
その後プローブ(測定用ケーブル)の校正を行い正しい方形波が出ている事を確認しました。これで一安心です。 |
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