パソコン技研沖縄 きまぐれ修理日記
パソコン修理で特に紹介したい修理や気になったことを日記のように綴って行きたいと思います。
更新は不定期ですが、時々遊びに来てくださいね。 担当:玉城


HDDコピースタンドに冷却ファンを取り付ける。 〜 沖縄仕様?に改造 〜  2019/01/10(木)
USBメモリのデータ救出 読谷村・比嘉酒造さま  2019/01/06(日)
ログインできなくなったNECノートPCの修理 沖縄市・川◯さま  2019/01/05(土)
年末は業務多忙で日記が書けません。  2018/12/22(土)
半田ごての改造 〜 手元に電源スイッチと赤ランプが点くように改造 〜  2018/10/19(金)
台風24号 嘉手納町水釜の被害の様子  2018/10/02(火)
通電しなくなったSONY VAIO液晶 一体型パソコンの回路修理 北谷町北前にて 与那覇さま  2018/08/12(日)
電源を入れると再起動を繰り返す DELL Vostro470デスクトップPCの修理 沖縄市・徳元さま  2018/08/12(日)


HDDコピースタンドに冷却ファンを取り付ける。 〜 沖縄仕様?に改造 〜

パソコンの修理業者なら誰でも持っていると思うHDDをコピーするコピースタンド。
ボタン1タッチで丸ごと新品のHDDにコピーができて大変重宝しています。(この機種は2タッチですが・・・笑)

数社から販売されているが、私が持っている機種はAOTECから出しているAOK-CLONE-U3と言う商品です。
エラースキップ機能搭載で、不良セクタがあるHDDでもエラー箇所をスキップしてコピーしてくれます。
(少しグレードが上の商品で、スキップ機能が無い機種だと不良セクターが見つかると即停止して作業が中断してしまいます)

今回の改造はこのHDDコピースタンドに空のペットボトルを半分に切って引っくり返し、上部に冷却ファンを取り付けて蓋をし、
コピー中の2台のHDDを冷やせるように改造しました。使用後は取り外すことも出来ます。

ただファンを回すだけじゃ つまらないので、思い切って内部に定番の可変三端子レギュレータIC
LM317の回路を組んで全面右側に取り付けたツマミを回すと、ファンの風量を小〜大に自由に調整するようにしました。

スタンドはUSB外付けHDDとしても使えるので、時間をかけてデータの修復をする作業でも
常にHDDを冷やしてくれるので温度によるトラブルの心配も無く安心して作業を進めることができます。

2018年はこの沖縄仕様?のスタンドが大活躍しました。コピー中に外出しても安心ですし
「ケースファン」など他でも流用できそうです。
(また、温度によって抵抗値が変化するサーミスタを使うと温度によって自動でファンの回転を制御でき、つまりツマミが不要になる回路も作れそうです)

写真1:使用中のコピースタンドです。このようにして使います。
写真2:回路の配線です。部品の殆どは廃材品などから取り外したものです。(製作費用は200円位かな)
写真3:スタンド内部の様子で写真4枚を1つにしました。
写真4:回路図です。いつも手書きだったので今回は清書しました。(笑)
    配線は写真を参考に考えてください。

追記1:ツマミを最小〜最大に回した時の回路計算について
今回使用したファンはSUNON 6cm角の薄型を使用しました。(DC12V用)
このファンを単体で安定化電源に繋ぎ、最小で何Vの電圧で動くのか?調べます。(最大は12Vなので考える必要なし)
すると3.8V〜回り出すことを確認しました。
突入電圧の関係も配慮して回路は最小5V〜回るように調整しました。
計算式はネットに割愛することにして

最小電圧 Vmin=1.25 x (1+(320+0)/120)=4.58 ≒5V
最大電圧 Vmax=1.25 x (1+(320+500)/120) =9.79 ≒10V にしました。
(左一杯に回すとR2の可変抵抗は0Ωになるのでよって5V出力。右一杯に回すとR2=Maxの500Ωになるので10V出力する)

R3=320Ωは調整可能な半固定抵抗にしているので、後から出力電圧の調整は可能です。

追記2:ペットボトルの形によって、入る 入らないものが有るようですが、殆ど入らないので探すのに苦労しそうです(笑)
今回はスーパー金秀で買った「久米島の天然水2L」のボトルを使用しました。形状のヒントは下のデザインが0(オウかゼロに見えるもの)がいいです。

追記3:放熱板のサイズは別途計算式があり小さ目ですが、ファンから来た冷たい空気がスタンド内部まで行き届くように複数穴を空けるなどして工夫しています。

以上
Date: 2019/01/10(木)


USBメモリのデータ救出 読谷村・比嘉酒造さま

いつもお世話になっている泡盛残波で有名な比嘉酒造からの依頼です。
業務で使用しているUSBメモリの端子が破損してしまいパソコンで認識できなくなったので、何とかしてデータの救出ができないものか?とのご相談を受け、急いで対応したものです。

完全にコネクターが分離していたが、実体顕微鏡を使って他にパターンの断線などが無いか慎重に調査して問題が無かったのでいつも通りに100均で買ったUSBケーブルに1本づつ配線しました。(写真1と2)

最後にパソコンに差すと無事に認識して全てのデータ救出に成功しました。 写真3はパソコンに繋ぎデータを救出している時のもので、緑のアクセスランプが点灯しています。

昆虫採集の標本(笑)と救出したデータを納品しました。
最後に部長さんから「残波プレミアムの詰め合わせ」を頂き、美味しく試飲させて頂きました。ありがとうございました。

パソコン修理サービスのご利用ありがとうございました。またのご利用を心よりお待ちしています。
Date: 2019/01/06(日)


ログインできなくなったNECノートPCの修理 沖縄市・川◯さま

電源を入れるとログインパスワードの入力無しで使っていたが、ある日突然、ログインパスワードの入力と写真1のように
同じアカウント名が2個表示されるようになってお客さんが思い当たる全てのパスワードを入力してもログインできない状態でした。

OSはWindows10。
「マイクロソフトアカウント」から「ローカルアカウント」に変更してログインできるようになったが、この問題非常に多いですね。

OSのビルドのバグが原因なのか不明ですが、その後数人のお客さんからの修理依頼がありました。

パソコン修理サービスのご利用ありがとうございました。またのご利用を心よりお待ちしています。
Date: 2019/01/05(土)


年末は業務多忙で日記が書けません。
落ち着いたら、書きたいことをまとめてアップします。
Date: 2018/12/22(土)


半田ごての改造 〜 手元に電源スイッチと赤ランプが点くように改造 〜

外出から戻ると焼け焦げた匂いが部屋中に充満して「ヒヤリ・ハット」した事がこれまで何度も経験しました。
半田付け作業後の「半田ごての消し忘れ」です。

私がよく使っている半田ごては「白光のプレスト」と言う商品で、通常は20Wで使うが、引き金の所にある黄色い
ボタンを押すと急速で最高130Wまで加熱することができるタイプです。(沖縄電子で購入)
パンクしたコンデンサーを外す時に重宝しています。

しかしこの半田ごての弱点は通電中を示すランプが無いので、よく消し忘れをすることですね(笑い)
AC100Vで動く「ロッカースイッチ」が手に入ったので思い切って手元スイッチと赤ランプが点く用に改造してみました。

写真1は丸型のロッカースイッチです。
半田ごての空いたスペースにこのように配置しました。

写真2は配線全体ですが、詳しい配線図は手書きの写真3を見てください。
写真4は電源を入れて赤ランプが付いている様子です。
電源OFFも手元で出来るようになり操作性も向上しました。

万全では無いが、これで消し忘れも少しは無くなるでしょう。
Date: 2018/10/19(金)


台風24号 嘉手納町水釜の被害の様子

土日に沖縄を襲った台風24号。カメラを持っていつもの散歩コースの水釜周辺の様子を撮影しました。
(これはほんの一部です)

<その他>
公共料金の支払いのため日曜日の16時頃に兼久のローソンに行くと表に出ていた店員に「支払い関係ですか? まだ停電中で営業はしていません。
屋良のローソンはやっているので屋良に行って下さい。」と言われたが、少し遠いので途中 嘉手納町役場前の「ファミマ」に行ったら見事に閉店。
仕方なく屋良のローソンに行って支払いを済ませました。

帰りに知事選の投票を済ませて買い物のため読谷のイオンに行ったらこちらも閉店していました。
諦めて帰る途中に近くの水釜サンエーを通ると、いつも通りに駐車場に車がいっぱいしていたので店を覗くとオープンしていました。

しかも品数も豊富で店長の意気込みを感じ取れました。
コンビニもイオンも閉店しているのにサンエーはオープン。
店員もいつも通りに明るく接していました。
ありがとう店長、大変助かりました。

追記:当方の被害状況
・海岸から直線で70メートルしか離れていないが、家の前の道はひざ下まで高潮の影響で水没しました。
・長さが1m少しあるパパイヤの木が折れて私の車のボンネットに乗っかっていました。
・隣の大きい窓ガラスが割れて破片が庭に散乱していた。(防音用なので結構厚い)
・強風で車が15cm程横に流された。(目撃した。怖かったです。)
Date: 2018/10/02(火)


通電しなくなったSONY VAIO液晶 一体型パソコンの回路修理 北谷町北前にて 与那覇さま

SONY一体型パソコンの修理を行いました。型番はPCV-A1116N (VPCL138FJ)型は古いが大切に使っているようで
当店に修理を依頼する前にGOOD WILLに故障診断を行ったがマザーボードの回路故障と言われたそうです。

古い機種のためメーカーにも部品が無く修理を断念していたそうだが、回路チェックして直る見込みがあるなら修理して欲しいとのご要望でパソコンをお預かりしました。
(写真1はカバーを外した写真でHDDは故意に外している)

●お客さまからの故障状況の聞き取り
・突然電源が入らなくなった。(今は通電している様子が無い)
・電源が入る時に時々「CPU FAN Error」を表示することがあった。

●回路チェックを開始
GOODWILLの診断もそうだが、通電している様子が全く無いので
パソコンを分解してマザーボードだけを取り出し各部の診断を行いました。

●診断箇所
1.電源ユニットの出力電圧の確認
パソコン内部に電源ユニットを収納しているタイプでAC100Vのケーブルを差し込むと常に12Vと25Vの電圧が出力されるが、
全て正常値を示していました。(写真省略)

2.電源スイッチが正常に動いているかの動作確認
マザーボードのCN91のコネクタは、電源スイッチに繋がっていて、特に重要なのは電源スイッチを押すと1(プラス)が5番ピン(グランド)に落ちることで電源が入る仕組みになっています。
テスターで調べると断線などは無く正常でした。(写真2)

3.マザーボードの回路チェック
最終的には回路チェックを行い不具合部品を2個見つけました。

(1)タンタルコンデンサ
PC326とPC39はタンタルコンデンサで、テスターで導通チェックすると
両方共ショートした状態でした。しかし基板をよく見るとPC326もPC39も
同じパターン上に並列で配置されているので、どちらかが内部でショートしているか、
もしくは両方ショートしている可能性があるので詳しく調べてみると、
PC39は正常でPC326だけがショートして壊れていました。
写真は修理後のものです。(写真3)

(2)MOSFET IC(N-Chタイプ)
こちらもテスターでチェックするが、通常では導通が無いDドレインからSソースの方向に対して常に導通ありの状態になっていて
内部で壊れていました。(ショート状態)
上記(1)(2)共、運良く在庫が有ったのでハンダ付けして交換。
電源スイッチを押すと通電OKとなり正常に起動するようになりました。 しかし・・・

お客さまの事前の故障申告通りに電源スイッチを押した直後に時々起きる「CPU FAN エラー」が多発するようになり、知り合いの修理業者にお願いして中古で頂き交換しました。
(ファンの経年劣化が故障原因でスムーズに回転していませんでした)

その後FANエラーは出なくなり、全て解決です。

パソコン修理サービスのご利用ありがとうございました。またのご利用を心よりお待ちしています。
Date: 2018/08/12(日)


電源を入れると再起動を繰り返す DELL Vostro470デスクトップPCの修理 沖縄市・徳元さま

日記の更新が遅れてどうもすみません。
今回は再起動を繰り返すDELLのVostroを修理しましたので紹介します。
初め「CPUの熱問題かメモリの不具合が原因だろう」と舐めてかかっていたが、症状を確認するにつれ修理は簡単では無いことに気づきましたw

●症状
・電源を入れると2〜3秒してすぐに電源が落ちる。
・電源が落ちた後に再起動してまた2〜3秒後に電源が落ちる。(これの繰り返し)
・再起動が早いので、モニターに何も表示されない。
・POSTカードを使ってPOSTを確認するも再起動が早くて何も表示しない。音も出ない。
・CPUファンは回るが、電源と連動して2〜3秒後に停止する。
・再起動が早くてBIOSに入れない。

●各部の診断
・メモリ→異常なし
・電源ユニット→異常なし
・CPUグリスの状態→異常なし
・マザーボードをケースから取り出して必要最小構成で確認→症状変わらず。
・CMOSクリア及び電池を12時間放電→症状変わらず。
(この時点でマザーボード故障確定。回路チェック作業に入る)

●マザーボードの回路チェック作業
このように2〜3秒してすぐに電源が落ちる症状は
CPUの近くにあるMOSFET(モスフェット)の故障が多いので1個づつ時間をかけて確認したが異常部品を特定できず。
一週間が過ぎてしまった。。。
その後回路修理を断念。

●原因が判明して一気に解決へ!
過去の事例からチップセットの不具合でも似た様な症状が起きるが、BIOSプログラムの不具合でも起きるので、
久々にROMライターを使ってマザーボードから取り出したROMチップのデーターを読ませると、何度読み込んでも全てのデータが「FF」すなわちデータが空っぽか、チップ自身が壊れてReadできない状態になっていました。
これでは電源を入れてもPOSTが開始せずBIOSは起動しません。

原因がBIOS ROMであると判明したが、肝心のROMデータが手元にありません。
DELLのサイトではBIOSプログラムはexeファイルで提供しており、パソコンの起動が正常、すなわちWindows上からexeファイルを実行してBIOSの書き換えはできるが、
今回のようにBIOSが異常な場合はWindowsは起動しないので書き換えはできませんでした。

何とかしてBIOSプログラムを入手しょうと「ヤフオク」で通電不可のジャンクマザーを1000円で落札しました。
マザーは壊れていてもBIOSは正常だろう、と思ったからです。

BIOSチップを故障したマザーボードに移植して電源を入れると、いきなりDELLのロゴマークが表示してBIOSにも入れるようになりました。再起動を繰り返すことも無くなりました。全て解決です。

DELLのサイトから最新のBIOSにアップデートして作業は終了。


パソコン修理サービスのご利用ありがとうございました。またのご利用を心よりお待ちしています。

追記:
修理完了後にもう一度、ROMライターを使ってバックアップしていた正常なROMデータを読ませて、元のROMチップに書き込みができるか?テストしてみました。すると、書き込みエラーとなり書き込み出来ませんでした。
故障の原因はROMチップに間違いありません。

でも何故壊れたのでしょうか?
推測としてパソコン内部はホコリぽかったので、静電気で壊れたのでしょう。皆さんもご注意下さい。 終


誤記訂正:写真2に故障を疑ったMOSFETのタイプをP-chと赤字で書いていますが、N-chの誤りです。失礼しました。
Date: 2018/08/12(日)


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